どうも、消しゴムの角はがっつり使うタイプのナルシストです。
いつものようにappストアを眺めていたら、こんなゲームを発見してしまいました。
その名も”シノアリス”

実はこの作品、ある点においてめちゃめちゃ”ヤバい”んです。ただのスマホゲーと侮るなかれ。多分いろいろ後悔しますよ。
このゲーム、ダークバイオレンスグロテスク系シナリオだ!(?)
では単刀直入に申し上げましょう。この「シノアリス」のなにがヤバいのか。
それは、「シナリオ」です。ほとんどのゲームに、クエストごとのシナリオってついてますよね。
ですが、万人受けを狙うスマホゲーム市場。そのシナリオは基本的に王道のど真ん中をいく正統派で気持ちのいいものです。
スマホゲームに課金する学生はそこまで多くないでしょうし、収入源として期待できる社会人たちに尖ったものは受けないでしょう。
で・す・が、このゲームは違います。
とにかく”ダーク”です。“バイオレンス”です。”グロテスク”です。今までにないレベルに。心配になるほどのクラスで。
とまぁ、口で言っても伝わらないでしょう。実際のシナリオをご覧ください。

おrrrrr…すいません。気持ち悪くてはいてしまいました。はらわた、血などの言葉も怖いですが、それらをケーキや葡萄酒にするといった表現も、猟奇性を際立たせ赤ずきんらしからぬ暴力性を覗かせます。
それもそのはず、本作に登場するキャラクターにはそれぞれを表す2字熟語が設定されておりまして、赤ずきんは「暴力」なのです。他には「老害」や「束縛」「依存」などがあります。どれもこれも少し怖いですね…。
とまぁ、これが本作最大の特徴であり、魅力なのです。
苦手な人にとっては、今すぐブラウザバックしたいレベルのものだったと思います。ですが、逆に言うとこのジャンルに面白みを感じる人にとっては、めちゃめちゃ刺さるのです。あ、物理的にじゃないですよw
…え?おかわり?じゃあもう一枚貼っときますね。

ッッフウッ!さっきより少しきつめのにしました。でも、僕は嫌いじゃないですよ。
一応バトルもちゃんとしてます。
個人的には、このゲームの魅力のほとんどはシナリオだと思います。世界観だと思います。
開発陣も、きっとそういう考えで本作を作っているのだと思います。
ですが、だからと言ってバトルが目をつぶって作られたような代物というわけではありません。

こちらがバトル画面です。スマホゲームを割とやる方ならどういうゲームかはピンとくると思います。そう、こちらのゲームのシステムに真新しさは特になくちょくちょく見かけるものです。
簡単に言うと、下にある武器のアイコンを押すと敵を攻撃、武器ごとに効果が異なるよ!ってやつです。シンプルですし、定番ですね。
でも、逆に考えてみてください。よく見るシステムということは、それほど完成されたシステムだということです。文句をいう余地がありません。
このようなシナリオや世界観が大きな魅力となっているような作品の場合、ゲームシステムは変に出しゃばらず普通の感じにした方がいいと思うのです。
もちろん面白いに越したことはありませんが、よくわからんアレンジ加えられてやりづらくなるよりかはよっぽどいいです。
実際、バトルもそこまで つまらないというわけではありませんよ。ただ、バトルメインでプレイするのはお勧めできません…。とい感じです。
細かいところのこだわりが最高
世界観を作り出すための、細かいこだわりがすこすこです。
まず、分かりやすいところで言いますと、キャラデザイン。


何とも形容しがたいこの美しい?いや可愛い?それとも両方?という感じのタッチ。作品の雰囲気に非常にあっています。
可愛げのある赤ずきんからは考えられない暴力的な表現の数々。そのギャップもまたいい味出してます。控えめに言って神です。
そしてほかにも大好きなのが案内役の二人組、「ギシン」と「アンキ」。ふつう、案内役と言えば優しく案内してくれますよね。
ですがこの二人にそんな常識は通用しません。
ハッキリ言って、ひどい性格をしています。言葉遣いも悪いです。

こちらの画像を見てもらえば彼らの異常性は容易に読み取れるでしょう。このゲームは案内役までヤバいんです…。
全く…最高かよ。
まとめ
本作は、どちらかと言えばバトルではなくシナリオや世界観を楽しむ作品だと思います。
ですから、ガンガンバトルを楽しみたいよって方にはあまりお勧めできません。
それに、怖い表現もいっぱいでてきますから、それらが苦手な方にもお勧めできません。
そう、こちらのゲーム、お勧めできる層がかなり限定的なのです。ですが、だからこそこのゲームは刺さるんです。
このジャンルが好きで、シナリオを読んでいるのも好き…という方には、致命傷レベルで刺さると思います。
ぜひ、やってみてください。笑うかなくかは、あなた次第。
では、よいシュミ×ベンライフを!
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