どうも皆さんお久しぶりです。ナルシストです。
ああ、360度全方位から長らく更新していなかったことに対する怒号が聞こえてきます。
ほんとうにすいませんでした…なんてまぁ微塵も思ってないのですが。
と、言うわけで久しぶりの更新何を書こうかな…と3秒くらい迷いました。
すると、記事の下書きの中に私の相方のシュシュが書きかけた記事がありまして。そのテーマをパクった次第です。
同じサイト内に全く同じテーマの文章が二つ載るという非常に需要のない事態になってしまいますが、私とシュシュの文の雰囲気の違いを楽しむためのコンテンツとしてお楽しみください。
では本題に入りましょう。
ささみ揚げを知っているか
あなたは、「ささみ揚げ」というものを知っているか?
「なんだそれ、えーと、ささみを揚げたやつ?」
まぁあっているといえばあっているが、私が言いたいのはそういうことではない。
セブンイレブンで販売されている「ささみ揚げ 梅しそ味」を知っているかということだ!!!
…まぁ、ほとんどの人が知らないであろう。これが悲しい現実だ。
ではなぜ私が突然そんな知名度の低いコンビニの揚げ物の話をしだしたのか。理由は一つ。
「美味い」
ただそれだけである。
とにかく、それは美味いのだ。

さて、ここまで読んでくれた読者の皆様の中に「ささみ揚げ 梅しそ味」と聞いて今すぐ食べたくなった人はどれだけいるだろうか。
おそらく、かなり少数であろう。
一方、「和風ハンバーグ おろしソース」と聞けば、わりと多くの人はハンバーグが食べたくなってしまうだろう。
逆に、「ささみ揚げ 梅しそ味」と名前だけ聞いて食べたくてたまらなくなるような人は普通にイカれていると思う。
ささみという特筆するほど好まれはしない部位。梅としそという邪道を行く味付け。これで食欲がそそられる方がおかしい。
しかし一度それを味わってしまった今の私にとって、「ささみ揚げ 梅しそ味」という言葉は私の口内に唾液を大量分泌させる魔法の言葉になったのである。
それほどまでに、それは「美味い」のだ。一度食べたらもうその味わいが忘れられない、麻薬のような存在。それが「ささみ揚げ」なのだ。
なぜ、美味い?
では何がささみ揚げをそれほどまで魅力的なものに至らすのか。
それはざっくり言って3つのポイントがある。
ささみ肉だということ
まず1つは、元来我々が持つイメージをぶち壊すやわらかささみ肉。
ささみといえば、肉の部位の中でもあまり人気のない種類だ。
脂身はなく、パサパサモソモソしていて、好んで食べるのは意識高い系くらい…。皆様の持つささみへのイメージはこんなものだろう。
しかし、セブンのささみ揚げはこれらのイメージぶち壊しにかかる圧倒的な食べやすさが魅力なのである。
たしかにトロジュワッとした脂身こそないが、ささみらしからぬしっとりやわらか食感は偏見というものの愚かさを私たちに思い知らせてくれる。
また、脂身がないという一見短所にみえる点も、サクッと食べやすいという長所に貢献しているのだ。
やわらかしっとりで食べやすく、脂身がないから後味もしつこくない。ささみでしか得られない満足感がそこにはあるのだ。
梅しそ、という味付け
そして2つ目は、梅しそ味という攻めた味付け。
ファミチキやからあげクンなど、多くの超人気ホットスナックというのは子供も大好きなものである。
同時に、大人はもちろん子供にも親しみやすい味付けであることがほとんどだ。スパイスの良く効いたジャンキーな味わい、それこそ皆に愛されるホットスナックだ。
しかし、このささみ揚げはそんな子供層をのっけから突き放すようなだいたんな味付けをしてくる。
梅しそ。幼い子供なら、聞いただけで震えて逃げ出すだろう。
梅にしろ、しそにしろ、子供には馴染みのない「オトナ」なフレーバーである。
しかし、いつの日も大人たちは我々に新たな世界を見せてくれた。梅しそもまた新たなホットスナックの可能性を見せつけてくる。
梅の酸味は唾液を分泌させ、しそは梅を邪魔しすぎず後味だけをさっぱりと彩っていく。
さっぱりとしたどこか爽快感のある味わいは、ささみの「なんとなく体にいいよな」というイメージを全く崩すことなく我々に受け入れられる。
これが脂身たっぷりのもも肉×梅しそ、もしくはささみ×ジャンキーなフレーバーの組み合わせであればなんともしっくりこないものになっていただろう。
中までしっかり味が染みているのもおいしさのポイントだ。
圧倒的罪悪感の無さ
3つ目は、「圧倒的罪悪感の無さ」である。
なんとなくファミチキをはじめとしたホットスナックは体に悪そうなイメージがある。油ギトギトだし、揚げ物だし、なんか体に悪そうな味するし…。
それに、もう調べるまでもなくカロリーもめちゃめちゃ高い。ダイエットに勤しむ女子からすれば親の仇くらいのものに違いない。
しかし、このささみ揚げはなんかすごい健康でヘルシーな感じがする。普通に揚げ物だし、そんなわけないのに。コラーゲンが入ってるから美容にいいんだよ!?と砂糖たっぷりのグミを大量に食べる愚か者のようだ。
まぁそれはいいとして、罪悪感がないというのは食後の満足感にすごく影響する。
本当は痩せたいから控えてるのに、欲望に負けてファミチキをほおばったその瞬間は最高の幸せを得るだろう。
しかし、食後に言い表しようもない後悔が襲ってくる。結果、なんかめっちゃ負けた感じがする。
が、ささみ揚げならクソ美味い揚げ物を食べるという満足感が得られるうえに「ジャンキーな揚げ物も売られているなか、健康に良い選択肢を選んだ」という勝利感・優越感まで得られるのだ。
食え
長々と語ったが、要するにセブンイレブンのささみ揚げ梅しそ味はクソ美味いから全員食え。
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